不動産購入を考える場合、マンションと戸建で悩む方がほとんどです。最初にマンションを希望していいる方が一戸建て購入になったり、その逆の場合も少なくありません。それぞれにはメリットとデメリットがあるので、自分の家族構成と生活に合っているかを見極める事が失敗しない住宅選びへとつながるでしょう。特に新しいマンションについては、エレベーター設置、オートロック、宅配ボックス、ユニバーサルデザイン(バリアフリー)、高層階から専用庭付きタイプまでさまざまな間取り、大規模修繕が定期的に行われる、充実した共用施設(パーティールーム、ジム、プール、キッズルームなど)がメリットとしてあげられ、多くの目があるので防犯面として小さなお子様がいるファミリー層には人気があります。
ですが、リフォーム時に規約内でしか改装できなかったり、上下の音の問題は避けられず、壁を隔てて部屋があるのでプライバシー面では多少のデメリットとなるでしょう。戸建てに関しては、マンションでデメリットとされるリフォームの自由度、音の問題、プライバシー面がメリットとなり、敷地内で子供を自由に遊ばせたり、ガーデニング、家庭菜園も楽しむ事ができます。更に、駐車場つきであれば駐車場費、管理費・修繕積立金もかからないため、毎月の固定費を減らす事はできます。ですが、防犯対策を自身で行う必要があったり、外壁や設備の修繕も自己管理となるので計画をたてて修繕費を貯蓄しておく必要があります。
このように、マンションと戸建てにはそれぞれに特徴があるので、自身や家族がどのように生活したいかをきちんと話し合っておくと、住宅選びもスムーズになる事でしょう。