都会では賃貸といえば主にマンションであって、しかもワンルームタイプのものが多いです。一方、地方でなら賃貸といえばまだまだ一軒家であることが多いです。地方ではそもそもマンションの数がそれほど多くもないので、賃貸といえば一軒家になるケースがほとんどなのです。ただし、一軒家タイプかマンションタイプかは気候によっても住み心地が違うので、地域に合わせて最適なものを選ぶのが一番です。
寒い地域なら、屋根に積もった雪を下ろす作業をしなくていい分、マンションタイプの賃貸がオススメできます。逆に暖かい地域になれば、通気性のよさが重要になるために木造一戸建ての住み心地が勝るでしょう。北海道などでは断熱性能の高い鉄筋コンクリート製のマンションでなければ、月々の暖房費がすごいことになってしまう可能性が高いです。ランニングコストという面で見ても、やはりマンションタイプに分があると言わざるを得ません。
ただ、一戸建てにもそれなりにメリットが多いですから、どちらがいいかは自分が住むことになる地域の温度や湿度、周辺環境によって決定していくべきです。庭がなければいけないというときには、一戸建ての方がリストの上位に上がってくるはずです。犯罪が発生しやすい場所では、マンションタイプの方が安心できるかもしれません。高層階なら、知らない人が上がってくることもないからです。
このように、目的によっても物件は賢く選んでいかなくてはならないので大変です。