賃貸物件と言っても、マンションやアパートと言った集合住宅と、一戸建ての二つに分かれます。どちらが良いかというのは入居される方の好みや生活にもよりますので、一概には言えません。家賃をあまり掛けたくない、仕事が忙しいので家の手入れにそれほど時間が取れない方や、体調が優れないので階段の上がり降りは避けたい、ワンフロアーで生活をしたい方にはアパートやマンションが手軽で住みやすいものです。一方、子供が何人もいたり、ガーデニングを楽しみたいという方には一戸建ての方が好まれます。
それぞれの特徴としては、手軽さや安さ、手入れの簡単さがアパート等集合住宅のメリットであり、広義での集団生活になりますので、周りに気を遣うことが必要であるデメリットでもあります。部屋数や収納の多さ、周囲にあまり気を遣わなくても良いのが一戸建てのメリットであり、その分家賃も高く、手入れもこまめにしなくてはいけないのがデメリットです。住まいを選ぶ際には、自分が何を求めているのか、どんな家でどんなふうに暮らしたいのかをはっきりとさせることで、アパートやマンションに住むのか、一戸建てに住むのかを選びましょう。どちらも家賃や部屋数が同じ位、という時はお得そうだからという理由で一戸建てを選ぶ方も多いのですが、注意も必要です。
賃貸アパートやマンションのように管理会社が共用部分の清掃をしてくるわけではないので、自分で掃除をきちんと出来るか、広い家を持て余すことがないかなど、あらゆることを想定して選びましょう。