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中古の一戸建て用の保険も登場

一戸建て住宅を買う層が悩むのが、新築にするか中古にするかです。新築にも数多くの魅力がありますが、価格面ではとうしても中古住宅よりは高くなります。また、立地を絞って探そうとする場合、中古住宅の方が見つけやすいと言うメリットがあります。日本は、住宅に関して新築志向が特に高い国ですが、その理由の一つに、中古住宅には通常何らの保証もなく、入居の一週間後から雨漏りがしても自分たちで補修などをすることになります。

これは少々極端な例ですが、あり得ない事例でもありません。また、最近では綺麗にリフォームされた中古の一戸建て住宅もありますが、リフォーム前の、住宅内部の状態を確認出来ないという問題点が指摘されていました。そこで、今後の家余りの時代に、中古住宅の流通を促進しようと、既存住宅売買瑕疵保険という制度が2010年から運用されました。但し保険の性質上、保険金支払の対象になる部分は限定されますし、保険に加入したいと考えている中古の一戸建て住宅を保険会社が審査した結果、そのままでは加入出来ないという事もあります。

もっとも、その場合は、加入出来ない原因になっている部分を補修すれば加入する事も可能になります。新築の場合は10年の保証が義務なのに比べて、中古住宅の瑕疵保険はまだそれ程普及が進んでいません。中古住宅が被保険対象物の母集団になるため、どうしても審査を厳しくするか、保険料を上げるか、となってしまいます。また、古い中古住宅を安く購入する場合、万一の場合にはリフォームをするつもりで加入しない人もいますが、知っておいて損はない制度です。

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