インフレ対策にはマンションを保有するのが良いと言われることが多いです。そもそもインフレとはどういったものなのでしょうか。インフレとは物価が上昇することを指します。物価の上昇と言えばピンとこないかも知れませんが、実質的にはお金の価値が下がることを意味します。
たとえば、100万円で購入できる商品があったとして、インフレが進んで150万円にまで上昇したとしましょう。この場合、100万円というお金ではその商品を買うことができなくなります。つまり、100万円というお金の価値が下落したことになります。ですから、インフレ率と同じだけの割合で資産を増やすことができなければ、資産を減少させてしまうことにもなりかねません。
銀行に預金をしていれば、利子の分だけ名目では資産が増えても、実質的には資産価値が減少してしまうこともあります。マンションの場合、インフレになると資金が流入して、価格が上昇する傾向があります。ですから、インフレには強いと考えられます。インフレになると、良きなどで保有するのではなくて、実物資産で保有しようと考える人が多くなりますから、不動産の価格は上昇しやすいと考えられるのです。
このようなことがありますから、インフレ対策として用いるのにはマンションは適していると言えるでしょう。投資目的で保有する場合でも、居住用の試算として用いる場合でも、マンションはインフレ対策として適していると考えられます。